Windows10は、デフォルトで(≒勝手に)パソコンの利用情報が収集されてバックグラウンドで通信が発生する設定になってしまっています。
直ちに個人情報が漏洩するものではないですが、余計なハードディスクアクセスで処理が遅くなったり、バックグラウンドで無駄な通信料が発生したり、日本語を入力しているとたまにアプリが落ちたりする状況を改善するため、
「デスクトップパソコンで今まで同様、メールとウエブ閲覧しかしない人」
を対象に、不要なサービスの停止方法を記述します。
- (左下の)スタート - 歯車マークで「Windowsの設定」画面を開き、「プライバシー」をクリックします。
- 「全般」タブでターゲティング広告関連の以下設定を全てオフにします。
・広告識別子の使用をアプリに許可
・地域に適したコンテンツを表示
・Windows追跡アプリの起動を許可
・おすすめのコンテンツを表示
- 「診断&フィードバック」で”エクスペリエンス調整”と”診断データを表示”をオフ、”フィードバックを求められる頻度”を”常にオフ”にします。
- 「アクティビティの履歴」より、"このデバイスでのアクティビティの履歴を保存する”と”アクティビティの履歴をMicrosoftに送信する”をオフにします
- 「位置情報」の設定をオフにします。(そもそもGPS装置が付いていないPCなら設定不要です。居場所を特定されなくなる代わりに地図アプリで現在地を示すといった機能も使えなくなります)
- 「カメラ」の設定をオフにします。(カメラが付いてなければ不要です。SkypeとかWeb会議を使用しなければオフにしておきましょう)
リモートワークでカメラを使用する場合はここを”オン”にして、利用するアプリ(例えばZOOMとか)だけオンにしておきましょう。
- 「マイク」の設定をオフにします。(マイクが付いてなければ不要です。これもWeb電話とかを使用しなければオフにしておきましょう)
リモートワークでマイクを使用する場合はここを”オン”にして、利用するアプリ(例えばZOOMとか)だけオンにしておきましょう。
- 「アカウント情報」をオフにします。(「アカウント情報にアクセスすることが必要なアプリ"もあります"。」としか説明がなくデフォルトでオンにされているものです)
- 「連絡先」は、メールでは使用するので設定方法が変わります。
①”アプリが連絡先にアクセスすることを許可する”はオンにします。
②”メールとアカウント”のみ”オン”、その他はすべてオフにします。