2025/12/15

Googleアカウントの2段階認証にPCのPINを追加する①

 近年、Googleアカウントのセキュリティ強化のため2段階認証への移行が強く推奨されています。今回は認証方式で最もログイン操作が簡単なPCに設定したPINコードをGoogleのパスキーに利用する方法について紹介します。

なお、PCは電源起動後パスワード入力なしでデスクトップが起動する個人利用のWindows 11 PCの想定です。

※以下記事は202512月時点のものです。


【手順】

1. PCにログインパスワードを一時的に設定

2. PINを登録、一時ログインパスワード削除

3. Googleアカウントのパスキー認証にPINを追加

4. Googleアカウントの2段階認証を有効化


PIN
数字4桁で「設定したPCでのみ」有効なパスワード。
PC固有のキーで暗号化された認証データの状態でGoogleにパスキーとして登録されるので、仮にPINがハッカーに流出しても他のPCからログイン搾取されることはないため、誕生日等の覚えやすいもので問題ありません。



1. PCにログインパスワードを一時的に設定

まず「スタート - 設定(歯車) - アカウント - サインインオプション」より一時的にログインアカウントにパスワードを設定します。

既にPCにログインパスワードを設定している人は不要ですが、パスワード設定がないと(下記「このオプションは現在利用できません」とある通り)PINが登録できないため。



 パスワードを設定します。何でもよいので"1"を設定しています。



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